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日本語の難しさ

ご訪問有り難うございます。
千葉市中央区で行政書士をしている佐藤博英です。

今日は午前中、貸金業協会千葉県支部へ行き「貸金業新規登録申請書」を提出してきました。
書類の差し替えなどがありましたが、大きな補正事項はなく受理され、予想していた時間よりも早く協会をあとにすることができました。

一旦事務所に戻り、事務作業を行った後、再び外出。

午後は、あるクライアントさんの所へ伺いました。
昨日、「相談したいことがあるので、来て欲しい。」との連絡があり、今日の午後であれば時間が作れたので、訪問しました。

このクライアントの関係者で、外国籍の方お二人から相談に乗って欲しいという依頼があったので、私に来てもっらたというのが趣旨でした。

ただし、「在留資格」に関するものではなく、「外国籍の人を代表者とする宗教法人の規則認証申請は可能なのか」、「境内建物の所有者は外国籍の人でも認められるのか」、「その外国籍所有者が死亡した時の手続はどうなるのか」という相談でした。

相談者が日本人ならば、当然日本語で質疑応答となります。
難しい法律用語を使う場合は、できるだけかみ砕いて説明しますが、何ら問題はありません。

ただし、今回のお相手の方は、アジア圏でも英語圏でもない方となると、漢字を書いて筆談したり、翻訳アプリを使って説明することもできず、通訳する方を呼んでその方を介して質疑応答ということになりました。

どの国にも「法律」はあるので、「日本の法律では...」という言葉に対しては、通訳者も理解でき通訳してもらえました。
ところが、「事前協議」や「予備審査」、「通達」という日本語では存在するものが、その国の言葉では当てはまるものがない或いは概念そのものがないらしく、通訳する方も困ってしまう場面が結構ありました。

そういう時は、かなり大ざっぱにはなりましたが、「申請しても良いかどうかの確認をしてもらう作業」と説明したり、「法律ではないけど、日本では法律と同じように守らなければならないルールがあって...」と説明したり、かなりかみ砕いて説明するのに苦労し、おおよそ1時間以上かけて質問事項に回答しました。

変な話しですが、改めて日本語って難しいと思いました。

最後になって、相談者の方も、私が苦労して説明しているのが分かったらしく、「日本には難しいルールが沢山あるんですね。」と言っていました。
これに対し、「私は日本人ですが、日本のルールを理解して申請するのが大変な時がある。」と思わず言ってしまい、笑いを誘ってしまいました。

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