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20年の節目

ご訪問有り難うございます。
千葉市中央区で行政書士をしている佐藤博英です。

今日は、午前中、法務局へ行き、「建設業業種追加許可申請」を行うクライアントさんに関する履歴事項全部証明書、閉鎖事項全部証明書と営業所に関する不動産登記事項証明書を取得。

次に、先週「入札参加資格審査申請書」のデータ送信を行ったクライアントさんへ伺い、申請書類への捺印などをさせて頂きました。

11時過ぎに事務所に戻ってから、「入札参加資格審査申請書」をまとめ、郵送で提出いたしました。

その後、別のクライアントさんの「入札参加資格審査申請」を入力し、データ送信を行いました。
官公庁との契約実績が多い業者さんなので、入力と入力内容の確認作業だけで2時間以上かかりました。

さて、夕方5時に、先月「建設業事業年度終了届」を提出したクライアントさんへ伺い、提出した終了届の控えと、お預かりした書類を届けてきました。

「事業年度終了届」だけの提出でしたら、通常、郵送で書類を返却しておりますが、今回は、このクライアントさんから受託した最後の業務だったので、お礼とお別れ方々、直接届けることにしました。

このクライアントさんから最初の業務を受託したのが、今から20年前の9月で、定款の内容を見直したいというのが最初の依頼でした。
開業1年後のことでもあったので、今でもよく覚えています。

このクライアントさんの手続について、先月提出した「事業年度終了届」を最後としたのは、私の都合によるものです。

昨年ある変更を行うことを依頼されました。
建設業の変更届は直ぐに作成したのですが、建設業以外の許可や登録については、自分で作った「業者別リスト」も見ずに、記憶だけを頼りにして、変更届の作成をしていませんでした。

伺って捺印をさせて頂く数時間前に気が付いて、慌てて変更届出書を作成し、全ての許可や登録についての変更届出書類への捺印は間に合い、提出漏れはありませんでした。

しかし、自分で作ったリストも見ずに、記憶だけをもとに処理しようとしたことにショックを受け、このクライアントさんが受けている数十に及ぶ許可や登録について、今後申請をし忘れる事態もあり得ると考え始めました。
申請し忘れてしまったら、謝罪して済む問題ではなくなります。

今年1月に「自分の能力からいって、数十に及ぶ許可や登録の管理は難しくなり、申請し忘れて損害を与えかねない事態になるかも知れない。」という事情を説明し、先月提出した「事業年度終了届」をこのクライアントさん最後の業務といたしました。

20年の節目という区切りの良い時期でもありましたので、今日お別れとお礼を兼ねて伺ったわけです。

来年1月までに、後任の同業者を見つけ、このクライアントさんへ紹介することを約束したので、この作業がまだ残っています。

お分かりだとは思いますが、行政書士を辞めるわけではありません。
1社に付き、3から5までの許可や登録でしたら、問題はありませんが、1社で数十に及ぶ許可や登録の管理は能力的にいってカバーしきれなくなってしまったということです。

こういう事情から、このクライアントさんの業務は今回が最後だったということです。

なので、明日も当然、他のクライアントさんに関する書類作成業務などを行います。

行政書士 佐藤博英のwebサイト
(建設業許可申請、産廃収集運搬業許可申請などの許認可申請をサポートいたします)
http://www.satoh-office.jp/

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