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医療法人の経営状況報告書を作成

ご訪問有り難うございます。
千葉市中央区で行政書士をしている佐藤博英です。

今日は、今月中旬までに「経営事項審査申請書」を提出しなければならないクライアントさんへ9時前に伺い、申請に当たり最終的に必要となる社会保険加入証拠書類などをお預かりしてきました。

事務所に戻ってから、昨日入力した申請書に日付を入力、印刷、職印を押印。

続いて、先程お預かりした社会保険加入証拠書類などをコピーし、昨日提出用にまとめた確認資料と合わせてまとめました。

正午前に、近くの郵便局へ行って、簡易書留で建設・不動産業課宛に提出してきました。

続いて、医療法人に関する書類の作成に取りかかりました。

一昨日、顧問税理士さんから、法人税確定申告書などが送信されてきたからです。

今年提出分から、新たに診療所ごとの「経営状況報告書」を提出しなければならなくなったので、まずはこの報告書から作成。

法人さんから、常勤職員の職種別人数と給与・賞与の額、非常勤職員の職種別人数と給与額のデータも送信してもらっています。

入力に必要な医療法人整理番号、医療機関コードなどの情報も入手済みで、法人番号も検索サイトから印刷済み。

スムーズに入力できるかと思っていましたが、「非常勤職員は常勤換算して人数を入力」となっているところで職員数の入力について、一旦つまずきました。

法人さんに、1週当たりの勤務日数、1日当たりの勤務時間を教えて頂かないと入力ができないので、仮の形で、これらの情報を入力。

これらの情報を教示欲しい旨、法人さんへメールで送信。

医業収益も決算届とは異なり、単に総額で幾らではなく、外来診療収益、その他の医業収益と分かれ、更に外来診療収益は、保険診療収益、その他診療収益に細分化。

その他の医業収益も、このうち保健活動予防収益と、このうち運営費補助金収益と細分化されていました。

幸い、決算報告書には細かく医業収入の内容が記載されていたので、助かりました。

2度目のつまずきは、医薬品費、診療材料費・医療消耗器具の入力でした。

これらは、決算報告書でも「材料費」の中で、細分化されて計上されていましたが、期首棚卸高、期末棚卸高も計上されていました。

なので、期首棚卸高と期末棚卸高の差額を按分比例する形で、医薬品費、診療材料費・医療消耗器具の額を算出しました。

多く見積もっても2時間あれば作成できると思っていたのですが、仮の情報(非常勤職員数を常勤換算した人数)とはいえ、全て入力が終わったのは17時を過ぎていました。

作業時間は、予想していた時間の2倍となったことになります。

1法人で1つの診療所情報でこの時間がかかったわけですから、2つの診療所を開設している法人さんの入力は、8時間かかる計算になります。

この報告書を2法人分、今月末までに県の医療整備課へ郵送提出しなければなりません。

今後、医療法人さんに関する書類作成までのスケジュールは、見直す必要があると実感しました。


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